2002年あたりから塗装会社として、ホームページ運営を行っておりますが、
当時島根県内でHPを開設しているところは、自分と出雲会社の2社だけでした。
その後どこかの時点から、多くの塗装会社がHPを開設し
いまや建築作業の主軸が、リフォームに変わってからは、本職の塗装屋以外の会社ですら
塗り替え工事のPRをHPで行うようになりました。
あの頃から自分は写真管理の重要性を認識していました。
しかし実際現場作業に追われていると、どうしても施工現場の撮影が億劫になってしまいます。
ただここが今お客様に問われている施工の大きなポイントだと痛感しています。
残念なことに、塗装工事は表面がキレイになっていれば、下地処理を十分に行っているかどうか
目で見て判断することが難しい工事です。
これが悪い業者の参入を許し、リフォーム詐欺の温床になっている時期もありました。
だから自分は写真の管理については、塗装工事と同等に扱ってきました。
一方現場の職人の中には、作業性を重視するあまり
たびたび作業の手をとめて、写真を写すことを嫌がる方もおられます。
しかしそのように、写真を写す意図もわからず作業をこなすだけの方を、自分は真の職人とは考えることができません。
なぜなら作業が誰の為か?がわからないからです。
本当の職人であるならば、作業が誰のためのものか理解しているので、写真をとるために作業の手をとめることを
嫌がらないはずです。
自分は施工写真にプライドをもっています。
おそらく現在自分のパソコンに保存している写真は数千枚にのぼると思います。
自分のプライドをかけた記録だと自負しています。