弊社でもこちらでご案内しております通り、インターネットを通じて
会社のご案内を行っております。facebookに代表されるSNSやブログ
最近ではマイベストプロなどの会社案内のサイトなど
建築業界でも、広告媒体の主流がインターネットを活用したものに
変わりつつあります。
自分がHPを開設したのが、2003年からですから約13年の歳月となりますが
当時島根県でもHPをもっている塗装会社は、ほんとうに稀でした。
近年多くの施工会社が、HPでのPRを行っておりますが
それでも住宅塗装を積極的に考えておられる方へのヒットはかなり少なかったと思います。
ところが2年前あたりからスマートフォンの普及、LINEなどコミュニケーションツールの普及により
従来ネット環境から遠かった世代にも、急速に浸透してきた最近です。
情報を出す側としては、もちろんお客様に選んでいただける業者としてのPRが主軸となりますが
一方で他社のサイトを拝見するにつけ、適正な情報提供を行っていない業者が多く見受けられます。
そこで、ぜひご覧になる皆様には以下の点をご注意いただければと存じます。
1) 「施工金額安くなる」がメインの会社は、ほとんどが施工業者ではないということ
弊社ではHP内に価格をほとんど公開していません。理由は他社との差別化です。
もちろんお客様にご安心していただくためには、もう少し価格表示をするべきではないか?と思案しているところですが、
ネット広告を打っているほとんどの会社が、価格を前面に出し過ぎているところがあって
そこに対する一種の反発のような気持ちです。
実際地元でもHP広告を打っている会社の多くが、主たる事業を別に持ちながら住宅塗装に参入していることが多く
その際、施工は別の会社に外注しているのが実態です。
そうなると、価格をどこで圧縮するかといえば、施工会社に安価な施工をさせているのが現状です。
たしかにお客様にとって安い価格は大きなメリットになりますが、価格だけでなくその会社の主たる業務はなにか?
というところにも着目していただきたいと思います。
2)材料・サービス・肩書きをメインにしている会社は、個別小規模の施工例を有していない可能性があること
これも1)に近いことですが、自分もこの業界に25年いて思うのですが
「施工者にとって手間のかかること」「儲けに繋がりにくいこと」という業務は、多くの場合
職人が現場でイヤがるケースがあります。
この部分が、信頼に足るかどうかの分かれ道になります。
例えば弊社で行っている「木部の洗浄」や「高圧洗浄サービス」などは、大型建築で毎日継続する作業に比較すると
手間のかかる仕事だと思います。
だからこそ弊社では、そのような作業を積み重ねることの大切さ、重要さを重く受け止めております。
またそのような作業こそお客様が求めているサービスだと認識しております。
おそらくですが、上記のような材料・サービス・肩書き「だけ」を謳い文句にしている会社では
そのような小規模な塗装の施工実績が少ないような気がします。
HPをご覧になられる際は、ぜひそのような小規模の施工に対応するかどうか?
この部分も確認されてみてください。
3)施工写真の中で、ヘルメットを着用しているかどうか?
当然のことながら、建設現場ではヘルメットの着用は、施工品質以前の問題です。
ところが、残念ながらこれが守られていないことは多々あることです。
これは明らかに不安全行動であり、万一労働災害に繋がった場合
関係するすべての方にご迷惑になるばかりか、尊い命を危険にさらす行為と言えます。
お客様に自社の信頼をPRする施工写真の中で、ヘルメットを着用していない写真を採用しているということが
どれだけ粗雑なことであるかは、ご説明申し上げるまでもないと思います。
以上簡単ではありますが、自分なりに思うネットと施工業者の在り方について
ご紹介いたしました。
なかなかに情報を精査しづらい最近ですが
とにもかくにもじっくり吟味されて、より良い塗装工事につながればと思います。