最近の施工です。
この時期アパートの入退去に伴い、内装の塗装リフォームがシーズンを迎えます。
今回は長いお付き合いをいただいているオーナー様からのご依頼で
少し築年数の経ったアパートのリフォームで施工させていただきました。
今回は色彩について、自分も大変勉強になったのでご紹介いたします。
1Kアパートのキッチン、ユニットバス前の廊下ですが、いずれもプリント合板の木目調のもので
いかにも昭和の雰囲気が古めかしさを演出している内装です。
どういう理由でこうなっているのかわかりませんが、これは廊下の建具です。
ふすまの裏側が露出している格好になっていますが、居室に入る際は押入れのふすまとして
問題ないのですが、通常廊下側にもふすま紙が貼ってあるものですが、押入れ用のふすまを
では入口の建具と兼用している形になっています。
この部屋を塗装でリフォームしました。色彩のご提案はオーナー様によるものです。
ユニット前の壁をビビットな黄緑に。キッチンの壁を淡い茶色にしてコントラストを明確にしました。
キッチンの棚の柄はマスキングテープだそうです。オーナー様自ら施工されたものです。
圧巻はこちら
ふすまの裏だった形状をそのまま生かし、塗装で仕上げました。
上段は木目調のクロス、二段目は黒板塗料で黒板に。三段目はマスキングテープ
4・5段目は壁と同色の淡い茶色。
古さを払しょくし、斬新さとデザイン性を感じます。
色の持つ力は如何様にでも空間を変化させます。
今回もお客様に教えていただきました。
いつもありがとうございます!!