内装の色彩

最近の施工です。

この時期アパートの入退去に伴い、内装の塗装リフォームがシーズンを迎えます。

今回は長いお付き合いをいただいているオーナー様からのご依頼で

少し築年数の経ったアパートのリフォームで施工させていただきました。

今回は色彩について、自分も大変勉強になったのでご紹介いたします。

ホワイト施工前1

ホワイト施工前2

1Kアパートのキッチン、ユニットバス前の廊下ですが、いずれもプリント合板の木目調のもので

いかにも昭和の雰囲気が古めかしさを演出している内装です。

ホワイト施工前3

どういう理由でこうなっているのかわかりませんが、これは廊下の建具です。

ふすまの裏側が露出している格好になっていますが、居室に入る際は押入れのふすまとして

問題ないのですが、通常廊下側にもふすま紙が貼ってあるものですが、押入れ用のふすまを

では入口の建具と兼用している形になっています。

この部屋を塗装でリフォームしました。色彩のご提案はオーナー様によるものです。

ホワイト施工後1

ホワイト施工後2

ユニット前の壁をビビットな黄緑に。キッチンの壁を淡い茶色にしてコントラストを明確にしました。

キッチンの棚の柄はマスキングテープだそうです。オーナー様自ら施工されたものです。

圧巻はこちら

ホワイト施工後3

ふすまの裏だった形状をそのまま生かし、塗装で仕上げました。

上段は木目調のクロス、二段目は黒板塗料で黒板に。三段目はマスキングテープ

4・5段目は壁と同色の淡い茶色。

古さを払しょくし、斬新さとデザイン性を感じます。

 

色の持つ力は如何様にでも空間を変化させます。

今回もお客様に教えていただきました。

いつもありがとうございます!!