少し前の内装をご紹介です。内装の事例は比較的少ないと思ったのでご紹介していこうと思います。
黒板塗料はすでに一般化しているのですが、ホワイトボードペイントはあまり知られていないように思います。
こちらは4年前の施工です。ホワイトボードペイントとマグネットペイントを施工したもので
工程数もかなりありました。
既存クロス壁でしたが、クロス剝いだところからの写真です。
クロス除去後、シーラー処理。最初にマグネットペイントを施工します。
マグネットペイントは鉄が含まれているので壁に磁石が付くようになります。
マグネットペイントは壁に塗料を多くと塗布する都合上表面がボコボコになるため、
パテ処理をして表面を均一に直します。
このあと塗装する色がこの壁面の色になります。
今回は白地に薄い青のボカシを入れています。
色は水性塗料であればどんな色にもなりますが、文字が黒・壁が白の方が見やすいように思います。
最後に乳白色のホワイトボードペイントを施工します。
表面にクリアの膜を張るような塗料です。
取り回しは比較的簡単ですが、下地の色や凹凸が影響するので最後の工程までの作業が重要でした。
ホワイトボードであれば黒板のようなチョークの粉も出ないですし
消してもチョーク残りもないので良いなと思いました。
工程・施工とも経験がないと難しいと思いますので
こういう作業こそ我々専門職の作業だなと思います。
今後もこのような専門性の高い作業をしたいなと思い、ご紹介しました。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。