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2022年4月

セルフリノベーション・DIYについて

最近ではDIYとは言わないですね。

セルフリノベーションですね。

セルフリノベーションでの塗装、自分はオススメしたいと思っています。

建築作業で一般の方が気楽に取り組めるのは塗装が一番と思います。

ただし、ホームセンターで塗料を購入されるよりも、地元の塗装店・塗装を専門に扱う資材店などに

ご相談されることを強くオススメ致します。

 

正直ホームセンターの塗料は我々でも内容成分が理解できないため

仮に失敗が起きた後で、修繕を依頼されても対応できないケースがしばしばございます。

安く済ませるつもりが、逆に高くついたケースもあります。

 

購入される前に一度専門職にご相談されることをオススメします。

 

うまく塗料・資材のチョイスが出来れば、楽しくリノベーション出来る上に

お子様にとっては良い体験にもなります。

 

楽しく思い出を残すために、信頼できる地元の職人さんに

事前に相談してみてください。

良心的な方ならアドバイスもしてくださるかもしれません。

ぜひご相談してみてください。

色の話

色については以前も書いたかもしれませんが、再度です。

塗装というと「保護」や「メンテナンス」に目が行きがちですが、

色が変わるという効果についても重要な役割と言えます。

 

色合いによって人間の感覚が大きく変わるのはご存じと思います。

温度については寒色系と暖色系では感覚的な温度差があります。

重量についても黒や茶色よりも黄色や青の方が感覚的な重量は違うそうです。

工場などで使用するケースやパレットに暗い色が少ないのは、感覚的な重量差があるためだそうで

実際黄色い素材のものが多いようです。

 

住宅やアパートの塗装については流行りすたりもあるので

時期によって色合いの差はありますね。

近年はモノトーン系の色が主流です。

例えば黒であれば明るい色より汚れが目立ちにくい反面

太陽光を集めてしまうため、夏場は熱さを感じます。

これは色の効果という問題とは少し違うかもしれませんが、重要なポイントです。

遮熱塗料においても白に近い色の方が遮熱効果が高いこととされています。

 

色の選択は難しいところですが、流行りすたりだけではなく、

このような人間の視覚における効果や熱の反射率も検討材料に入れ、

機能的な側面からの選択もオススメしたいところです。

 

自社施工について

HPの件と重なりますが、再度の掲載です。

自社施工についても会社選択のポイントになりますね。

自分も施工業者として、下請けに相当する仕事も自分が元請けになる仕事も体験しました。

まず第一に「情報共有」という作業が大切になります。

例えば現在も足場業者に現場の説明をして、足場架設となりますが

営業の担当者と、現場の職人さんとで持ってる情報が異なることがしばしばあります。

これは仕方のない事ではありますが、塗装においては工程数も多いので、なおさら情報共有に神経を使われることだと思います。

この部分がちゃんとしている会社であれば、外注先の職人さんに施工を依頼されてることがわかっても問題ないと思います。

 

また「適正施工・適正価格」というものも求められます。

極端に単価の安い施工の場合、元請けの時点で施工価格に限界があれば外注先に依頼した時点で現場で使える予算は限定されます。

(もちろん単価が良くても限定されますが、材料工数に対しての余力は少なくなります)

元請け業者が施工管理費や営業経費を取らないわけにはいかないので、どこかで予算を絞ることになると思います。

そのうえで適正な施工が為されるならば問題ないと思います。

 

もう一つのポイントは「自社施工」をうたっているのに、実際は外注先に依頼しているケースです。

これは信頼問題になります。上記のようなことを考えるとなおさら重要な指標になるように思います。

情報開示については、業者を選択される際に業界の情報に精通している人に意見を求めるのも手段の一つと思います。

 

春になって住宅塗装の広告がにぎわっていますが、

今一度業者選択の際に情報を吟味されることも大切と思います。

ホームページについて

現在松江においては住宅塗装のPRが活性化していると言っていいかもしれませんね。

自分としても独自色を出すのに苦心しております。

他の塗装業者のサイトを見ると各社工夫を凝らしてますね。

20年前に県内の塗装業者でサイトを運営しているのは3社しかありませんでした。

今や一般化して、さらにそれぞれ個性を発揮してますし

費用もかなり投じているんではないでしょうか。

 

価格を公開しているサイトもありますが、自分としては価格の公開は優先事項にはしておりません。

「金額で釣る」みたいな印象があるのが正直なところです。

 

お客様にとっては一番サイト上で知りたい部分ではあると思うのですが、

現場現場によって条件が違うものを

○○万円~としてしまうのはお互いにリスクに感じるからです。

 

適正な価格は施工箇所の問題だけではなく、周囲の環境や立地条件によって変わります。

そこを確認した上でお見積もりするのが誠意ある対応だと思います。

 

その代わりというわけではないですが、出来れば文章では現場のことを赤裸々にご紹介出来ればと思っています。

ホームページについては自分はそんな風に考えています。

 

塗り替え時期~サイディング

サイディングの塗り替え判断は一つには艶の引け具合があると思います。

艶が減って、触った時に粉が付く状態であれば塗装面は機能が減っている可能性があります。

早めに対処をオススメします。

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ただしサイディングの場合は、傷みが「塗装の劣化」によるものだけではない可能性も多々あります。

サイディングの形状や素材、張り方によって傷み具合が変わります。

経験上

・軒のない雨の直接当たる壁面

・横に目地のあるサイディングの張り方

・バルコニーの手摺壁

・水切り鉄板に直接接している屋根上部の壁面

などは、ほぼ例外なくサイディングの剥離を起こしています。

このような状態のサイディングは通常の方法で塗装をしても後々同じように剥離を起こす可能性があります。

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これはサイディングの張り方・張ってある箇所の環境が大きく影響しているため

塗装だけで対処出来ない事象の一つです。

もしこのような状態を確認された場合には、塗装のみで対処が難しい可能性もありますので

ぜひ専門業者の意見を参考にされてください。

 

状況によってはサイディングの張替えが必要になる場合があります。

塗装の素材や機能も確かに重要ですが、特にサイディングの場合は壁面の形状・環境・張り方も大きく影響します。

早めに相談し、時間をかけて対処方法練ることが肝要だと考えます。

※一枚目の写真は屋根上の壁面で、水切りに直接接触しているサイディングです。

屋根が濡れた場合サイディングの小口から水分を吸い上げて塗装を剥離しているように判断します。

※写真2枚目はサイディングの凍害です。目地たまった雪の凍結・融解によりサイディングを

剥離させているように判断します。

 

 

 

塗り替え時期~鉄部

塗り替えの判断をするタイミングについて書きます。

この判断はなかなかに難しいところがありまして、専門の間でも明確に「いつ?」という判断は

分かれるところかもしれません。

今回は鉄部についてご紹介します。

鉄の場合はサビによる劣化が主になると思いますので、他の素材に比べるとわかりやすいと思います。

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写真のような瓦棒の形状の屋根であれば、写真の状態くらいには塗り替えて保護したいところです。

ただし同じような状態でも以下の場合は早急に修繕が必要になります。

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上から見ると2つの写真の傷み具合は変わらないように見えますが

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先端部分についてはサビて屋根の素材が欠損しております。

鉄は欠損すると強度が落ちるため、塗装での修繕だけでは強度を回復することは困難です。

これを長期間放置すると屋根の先端から雨漏りを起こす可能性もあります。

 

傷みに対しては早めの対処が必要ですが、

特に鉄部においては欠損する前の対処が一つ指標になると思います。

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写真は昔塗装した鉄骨階段で落ちたサビです。

サビてこれだけ素材が失われれば匈奴に影響があるのは否定できないと思います。

 

今一度お住まい・アパートなどの鉄部をご確認くださいませ。

一括見積サイトについて(業者側からの視点)

住宅塗装の一括見積サイトについては、弊社も加盟していたこともあります。

バナーは現在も残していますが、最近では案件を受けることはほとんどありません。

 

お客様にとっては複数見積もりを同時に取れる上に、比較した場合安い施工業者を選択できる可能性もあるので

メリットも多いかもしれません。しかもお断りも代行出来るので気まずさも残りませんよね。

 

一人の業者としてここ数年案件の紹介を断っている理由について

正直な話を書いてみますね。

 

案件の紹介については一括サイトによってやり方が違うのですが

お客様からの業者紹介依頼がサイトに来て、その後複数の会社にお客様の情報が送られるケースがほとんどです。

この際にまず「案件紹介料」という名目で料金が発生します。

概ね2~3万円でしょうか。

その後お客様と契約となった時点で契約金額の10%~15%程度が成約手数料のような名目で発生します。

 

一括見積サイト上では「安く施工出来る」という触れ込みですが、

実際のところ我々業者としては競合他社と価格競争をした上

紹介料・成約手数料を含めると契約時点でかなりの金額を払うことになってしまいます。

 

また情報を紹介されたとしても必ずお客様と会えるわけでもなく

サイト側が誤った情報や早とちりしている情報などにより

お客様からお

マグネットペイント・ホワイトボードペイント

少し前の内装をご紹介です。内装の事例は比較的少ないと思ったのでご紹介していこうと思います。

黒板塗料はすでに一般化しているのですが、ホワイトボードペイントはあまり知られていないように思います。

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こちらは4年前の施工です。ホワイトボードペイントとマグネットペイントを施工したもので

工程数もかなりありました。

既存クロス壁でしたが、クロス剝いだところからの写真です。

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クロス除去後、シーラー処理。最初にマグネットペイントを施工します。

マグネットペイントは鉄が含まれているので壁に磁石が付くようになります。

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マグネットペイントは壁に塗料を多くと塗布する都合上表面がボコボコになるため、

パテ処理をして表面を均一に直します。

このあと塗装する色がこの壁面の色になります。

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今回は白地に薄い青のボカシを入れています。

色は水性塗料であればどんな色にもなりますが、文字が黒・壁が白の方が見やすいように思います。

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最後に乳白色のホワイトボードペイントを施工します。

表面にクリアの膜を張るような塗料です。

取り回しは比較的簡単ですが、下地の色や凹凸が影響するので最後の工程までの作業が重要でした。

ホワイトボードであれば黒板のようなチョークの粉も出ないですし

消してもチョーク残りもないので良いなと思いました。

 

工程・施工とも経験がないと難しいと思いますので

こういう作業こそ我々専門職の作業だなと思います。

 

今後もこのような専門性の高い作業をしたいなと思い、ご紹介しました。

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

業者の選択について

松江市内にも住宅塗装会社の看板が複数見受けるようになりました。
自分としては「良いことだな」と思う反面「お客様にとっては選択が難しくなるだろうな」「競争が激しくなるな」とも思ってしまいます。
とはいえお客様の選択しが多くなり、住まいについて検討する情報量が増えるのは良いことでしょう。
 
そこで少しだけ業者選択のポイントを業者として書いてみます。
(あくまでも自分の主観ですので、他社の方がどう考えるかはわかりません)
●営業活動をする会社と施工する会社が一致してるかどうか?
塗装業者のHPを見ると職人さんの顔写真が載っていますが、中には自社の社員でもないのに所属する職人のような写真を掲載している会社もあります。
自分としてはちょっと不誠実に感じます。
取引先に外注するのであれば妙な細工をする必要はないと思います。何か理由があるのかな?と思ってしまいます。
仮に営業活動をする会社と施工する会社が違う場合、そこに利害関係があると考えるのが自然なので、その分お客様には幾ばくかの費用負担が生じる可能性があると思います。
また単純に現場と営業の間での情報共有にズレが生じる可能性も否定できないと思います。
自分が工事を発注する側であるならば、出来れば営業活動をする会社と施工する会社は同じである方が安心しますね。
 
●施工実績の件数や創業年数は信頼の判断材料にはしない
「創業何年」とか「施工実績ナンバワン!」とか「山陰両県で年間○○棟施工!」とか書いてる文章を宣伝で見ます。
住宅塗装を行う業者の視点から見ると、施工実績が多いということは施工後のトラブル等にもそれだけ対応出来るのかな?と思ってしまいます。
我々の仕事は「施工して終わり」ではなく「施工してからが始まり」なので、施工件数が増えれば増えるほど「目に見えない仕事」の量が増えていきます。件数が多いことを宣伝にうたうということは、それ以上に見えない仕事を増やしていくことになるので、相当量の努力と精神が必要になるのではないかと思うと、逆に不安になるような気もします。
 
創業年数については確かに長い方が「信頼できる会社」となるような気もします。
ただ、自分も業界30年の経験から申し上げると、塗料も工法も日進月歩で進化してます。
この速度について行くのは本当に大変です。経験が長い方が新しいテクノロジーに対応しにくこともあります。
年数が長いことが必ずしもメリットでないように思います。
 
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ちょこっと書いてみましたが、あくまでも主観です。
近年の住宅塗装ブームで宣伝の在り方については、業界の人間としてちょっと気になることがありますので、書いてみました。
もう少し書きたいこともあるので、またの機会に。
これまでも書いております通り、お客様におかれましては熟考に熟考を重ねた上で塗装なり新築なりを決定されてくださいね。
焦る必要はまったくありませんよ。

遮熱断熱塗装

ちょうどお問い合わせがあったので遮熱断熱塗装をご紹介します。

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この時は日本特殊塗料のパラサーモシールドを施工しました。

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工場の鉄板屋根ですが、施工前はこのようになっております。

夏場に太陽熱で焼けた屋根の輻射熱で、内部の温度上昇が問題になってました。

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ケレンのあと高圧洗浄を行いますが、写真は編集し忘れてます。

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ここまでは通常の塗料と同じです。

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中空バルーン方式の中塗りで断熱層を塗布します。

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そして遮熱性能のある上塗りで仕上げます。

施工後夏場の暑さでも鉄板に熱伝導がなく、手で触れてもまったく熱くありません。

夏の暑さで車のボンネットが高温になるのはご存じの通りと思います。

あのような熱さがなくなります。

 

特に鉄板では効果が絶大です。

工場・店舗でお困りの方、お気軽にご相談くださいませ。